東京バレエ団公演『ザ・カブキ』

大人から始める   のレッスンを行っている、AUダンススペースの内野です。

先日、東京バレエ団公演『ザ・カブキ』を見に行って来ました。

『ザ・カブキ』は、日本の歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』を基に、フランスの振付家モーリス・ベジャールが、東京バレエ団に振付した作品です。

モーリス・ベジャールは、歌舞伎や日本舞踊、能や文楽など、日本の古典芸能をこよなく愛した振付家としても有名です。

『ザ・カブキ』は、バレエと歌舞伎を融合した作品で、ダンサーたちは、普段のバレエにはない技法を要求されます。

すり足や裾さばき、扇や刀の使い方など、日本独自の立ち居振る舞いと精神を、ダンサーたちは歌舞伎や日本舞踊の師範から教えていただくそうです。

『仮名手本忠臣蔵』の有名な場面、討ち入りでは、47人のダンサーたちが登場し、四十七士として戦い、そして切腹の場面を演じます。

その時のダンサーたちは、まるで四十七士そのもので、洗礼された踊りの技術だけでなく、四十七士の精神も伝わって来て、各所からお客さんの泣く声が聞こえて来ました。かく私も舞台を見て泣いた一人です。

今回、西洋と日本の古典芸能が融合した作品『ザ・カブキ』を見ることができて、胸が熱くなりました。

そんな作品と出会えて幸せです。

当教室では大人の方を対象にしているので、いきなりハードなレッスンをするのではなく、基礎を大切にしながら、身体に負担が少ない方法で、動ける身体を作っていくためのレッスンを行っています。
とはいっても、身体を動かすので、爽快感やできる!を感じられるように工夫しています。
気になられた方はぜひ下のお問い合わせボタンからご連絡ください。

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