歌川国芳展✨奇才絵師の魔力
大人から始める 美容バレエ & ピラティスのレッスンを行っている、AUダンススペースの内野です。
先日、『歌川国芳展 奇才絵師の魔力』を見に行ってきました。
歌川国芳は、江戸時代末期を代表する浮世絵師で、画想の豊かさや斬新なデザイン力、奇想天外なアイデアなど、様々な魅力を持つ画家として有名です。
そんな彼が描いた作品が、今回はなんと400点も展示されていました。
歌川作品の中で僕が特に好きな技法は、猫や金魚など、多くの動物を擬人化させて、当時の人気役者に扮したり、遊郭のお客になったりと、ユーモアがあったり、身体の動きから顔の表情まで豊かに表現されていることです。
今回は「流行猫の変化」や「猫飼好五十三疋」「きん魚づくし ぼんぼん」など、心が癒されるような作品を見ることができて嬉しかったです。

《流行猫の変化》

《相馬の古内裏》
また、歌川作品には、おどろおどろしく見える妖怪が登場することもあります。
これは、江戸幕府の理不尽な弾圧を黙っていられなかった歌川国芳が、精一杯の皮肉を込めて描いた作品だと言います。メッセージ性の強い作品を見て、当時の人たちは、辛い生活や大変な時代に抗いながら生きて行く中で、歌川作品を見た人は、生きる力や希望をもらっていたのではないかなと思いました。
今回、素敵な作品を多数見ることができて幸せです。
当教室では大人の方を対象にしているので、いきなりハードなレッスンをするのではなく、基礎を大切にしながら、身体に負担が少ない方法で、動ける身体を作っていくためのレッスンを行っています。
とはいっても、身体を動かすので、爽快感やできる!を感じられるように工夫しています。
気になられた方はぜひ下のお問い合わせボタンからご連絡ください。