大ゴッホ展『夜のカフェテラス』を見に行ってきました

大人から始める   のレッスンを行っている、AUダンススペースの内野です。

先日、『大ゴッホ展 夜のカフェテラス』を見に行ってきました。

今回、クレラー=ミュラー美術館が所蔵する多数の作品と、ゴッホの『夜のカフェテラス』を見ることができました。

今回は、人々が働く姿や生きる姿をテーマにした作品が多かったように思います。中でもゴッホが描いた『じゃがいもの皮をむく女』『じゃがいもを食べる人々』『縫い物をする女』などが印象的でした。まるで描かれている人々の言葉が今にも聞こえてきそうなくらい表情が豊かで、絵画の中の空気感が伝わってきました。

また、今回はユニークな作品もありました。農作業をする男性をモデルにした『植える男』『鎌で草を刈る少年』などの作品では、作業員が作業服ではなく、オシャレな正装を着て働いていました。この不自然な様子はゴッホが指定したものではなく、農作業をする男性が、モデルになるなら作業服ではなく正装で描いてもらいたいと言ったそうです。当時のゴッホと農作業をする男性の会話のやり取りを感じ、見ていて笑みがこぼれました。

フィンセン・ファン・ゴッホ《夜のカフェテラス》

 

『夜のカフェテラス』は、夜のカフェに集まる人々の活気と街の静けさが対比された美しい作品でした。また、街の石畳や夜空の星を見ていると、奥行きを感じ、絵画には描かれていない空間を感じることができました。

今回、美しい作品を沢山見ることができて、幸せです。

当教室では大人の方を対象にしているので、いきなりハードなレッスンをするのではなく、基礎を大切にしながら、身体に負担が少ない方法で、動ける身体を作っていくためのレッスンを行っています。
とはいっても、身体を動かすので、爽快感やできる!を感じられるように工夫しています。
気になられた方はぜひ下のお問い合わせボタンからご連絡ください。